農業機械のフレームづくりや、軽い構造物をつくっている工場では、実はいろいろな種類のパイプを扱っています。
太さもバラバラ。厚みもバラバラ。素材もさまざま。
「昨日は細いパイプ、今日はずっしり重いパイプ」なんてことも珍しくありません。
だからこそ、現場ではいつも「どうやったらうまく加工できるか?」という工夫が求められています。
ところが――
これまでのレーザー切断機は、
・重くて大きい材料向けの機械
・小さくて軽い材料向けの機械
どちらかを選ばなければいけない、というのが一般的でした。
重いパイプをしっかり加工できる機械はある。でも、小径パイプをスピーディーに大量加工するのは苦手。逆に、小さい材料を効率よく加工できる機械はある。でも、大きくて重い材料には対応できない。
「1台でどちらも高いレベルでこなす」
そんな選択肢は、実はあまり多くなかったのです。しかし、農業機械や軽構造物の製造現場では、扱うパイプのサイズも重さも、本当にさまざま。だからこそ、中径から大径パイプまでしっかり対応できるレーザー切断機を選ぶことが、生産の自由度を高め、仕事の幅を広げ、そして競争力を強くする――
その大きなカギになるのです。
太さもバラバラ。厚みもバラバラ。素材もさまざま。
「昨日は細いパイプ、今日はずっしり重いパイプ」なんてことも珍しくありません。
だからこそ、現場ではいつも「どうやったらうまく加工できるか?」という工夫が求められています。
ところが――
これまでのレーザー切断機は、
・重くて大きい材料向けの機械
・小さくて軽い材料向けの機械
どちらかを選ばなければいけない、というのが一般的でした。
重いパイプをしっかり加工できる機械はある。でも、小径パイプをスピーディーに大量加工するのは苦手。逆に、小さい材料を効率よく加工できる機械はある。でも、大きくて重い材料には対応できない。
「1台でどちらも高いレベルでこなす」
そんな選択肢は、実はあまり多くなかったのです。しかし、農業機械や軽構造物の製造現場では、扱うパイプのサイズも重さも、本当にさまざま。だからこそ、中径から大径パイプまでしっかり対応できるレーザー切断機を選ぶことが、生産の自由度を高め、仕事の幅を広げ、そして競争力を強くする――
その大きなカギになるのです。
目次
生産の自由度を高める中〜大径パイプレーザー
農業機械や重機、産業車両、そして軽構造物向けの部品づくりでは、実は「ちょうど中くらいのサイズ」をしっかり加工できるかどうかが、とても重要です。
この“中間サイズ”に強いレーザー切断システムを選ぶことで、現場には次のような大きなメリットが生まれます。
この“中間サイズ”に強いレーザー切断システムを選ぶことで、現場には次のような大きなメリットが生まれます。
- これまで加工が大変だった「中〜大径」パイプや形材も、効率よく、安定した品質で仕上げることが可能です。
- 小径・大径どちらの案件が増えても、生産バランスを崩さずにカバーできます。
- レーザー切断がまだ広く普及していない農業機械や軽構造物の分野では、いち早く導入することで他社との差をつけることができます。
とはいえ、理想のシステムを選ぶには「対応できるサイズ」だけを見て判断するのではなく、ほかのポイントも一緒に確認することが大切です。次に、注目したい特長や機能をご紹介していきます。

勝てる製造現場をつくるパイプ加工機の条件
形状に、限界なし。C・L・H形状パイプを300mmまで切断
Lasertubeには、大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは、建築や構造物で使われるような大径パイプ向け。
もうひとつは、家具や自動車など幅広い分野で活躍する小〜中径パイプ向けです。
実はこの2種類、ただサイズが違うだけではありません。求められる性能も設計の考え方も、大きく異なります。
ひとつは、建築や構造物で使われるような大径パイプ向け。
もうひとつは、家具や自動車など幅広い分野で活躍する小〜中径パイプ向けです。
実はこの2種類、ただサイズが違うだけではありません。求められる性能も設計の考え方も、大きく異なります。
大径パイプ向けは「安全・確実」が最優先
大径パイプ用のシステムは、とにかく材料が重くなります。そのため、
・重いパイプをしっかり支える
・安全に搬送する
・安定した状態で加工する
といった点を重視して設計されています。
・重いパイプをしっかり支える
・安全に搬送する
・安定した状態で加工する
といった点を重視して設計されています。
小〜中径パイプ向けは「スピードと生産性」が強み
一方、小〜中径パイプは軽くて薄肉のものが多いため、高速でダイナミックな加工が可能です。スピード重視で、量産にも向いたタイプといえます。
つまりこの2つは単なるサイズ違いではなく、
用途に合わせて最適化された“まったく別の機械”なのです。
つまりこの2つは単なるサイズ違いではなく、
用途に合わせて最適化された“まったく別の機械”なのです。
農業機械や産業車両のパイプは「大きくて多様」
農業機械や建設機械、産業車両に使われるパイプは、最大で直径300mmほどの大径サイズが中心です。
さらに形状も、丸パイプ・四角・長方形・「C」「L」「H」などの形材と、とてもバリエーションが豊富です。また、軽構造物や産業車両向けでは、重工分野の厚肉鋼材とは違い、ステンレスやアルミといった軽量材料が使われるケースも増えています。
そんな現場にぴったりなのが新登場の LT12 ファイバーレーザー切断システム
まさにこうした用途に最適なモデルです。
・直径300mmまで対応
・重量62kg/mまで加工可能
・3D切断ヘッドを搭載
・搬入〜切断〜搬出まで完全自動で管理
安定した加工と高い効率を両立できる1台です。
実際の加工の様子は、ぜひ下記の動画でご覧ください。
さらに形状も、丸パイプ・四角・長方形・「C」「L」「H」などの形材と、とてもバリエーションが豊富です。また、軽構造物や産業車両向けでは、重工分野の厚肉鋼材とは違い、ステンレスやアルミといった軽量材料が使われるケースも増えています。
そんな現場にぴったりなのが新登場の LT12 ファイバーレーザー切断システム
まさにこうした用途に最適なモデルです。
・直径300mmまで対応
・重量62kg/mまで加工可能
・3D切断ヘッドを搭載
・搬入〜切断〜搬出まで完全自動で管理
安定した加工と高い効率を両立できる1台です。
実際の加工の様子は、ぜひ下記の動画でご覧ください。
LT12は、農業機械のシャーシ部品をはじめ、トラックや建設機械、軽構造物の製造にもぴったりのレーザー切断システムです。さらに活躍の場はそれだけではありません。小屋やパーゴラ、シェルター、太陽光発電設備といった、再生可能エネルギー分野の構造物づくりにも幅広く対応できます。
さまざまな用途で求められる「強度」と「高い精度」を、無理なく、効率よく形にできるのがLT12の大きな魅力です。
さまざまな用途で求められる「強度」と「高い精度」を、無理なく、効率よく形にできるのがLT12の大きな魅力です。

端材ロスを、限りなくゼロへ
農業機械のフレーム部品には、高強度鋼などの丈夫な材料がよく使われます。
こうした材料は厚みもあり、直径も大きいため、どうしても材料コストが高くなります。
だからこそ現場では、
パイプの端に残ってしまう廃材をできるだけ減らす工夫がとても重要になります。
こうした材料は厚みもあり、直径も大きいため、どうしても材料コストが高くなります。
だからこそ現場では、
パイプの端に残ってしまう廃材をできるだけ減らす工夫がとても重要になります。
一般的な加工機では「端材」が出やすい
通常のパイプ加工機は、チャックで材料をしっかり掴んで加工します。ただこの構造上、どうしてもパイプの端の一部は加工できず、わずかな端材が残ってしまうことがあります。小さなロスに見えても、材料が高価になるほど影響は大きくなります。
LT12なら端材をほぼゼロに
LT12では、3つの独立したチャック機構を採用しています。これにより切断ヘッドがパイプの両端ギリギリまで対応でき、端材をほとんど出さずに加工することが可能です。
独自のスピンドル設計で材料を無駄にしない
さらにLT12のスピンドルは、チャック内部に収まる独自構造。そのため廃材は、チャックで掴む最小限の部分だけに抑えられます。結果として、材料ロスを大幅に削減できます。
高価な材料を無駄なく使えること。これもLT12が選ばれる大きな理由のひとつです。
高価な材料を無駄なく使えること。これもLT12が選ばれる大きな理由のひとつです。

長尺でも、精度は一切妥協しない工夫
中〜大径パイプ・形材の加工では、12mクラスの長尺バーを扱えることがとても重要です。
これは必要な部品サイズに対応できるだけでなく、材料の無駄を減らし、ネスティング効率を高めることにもつながります。一方で、バーが長くなるほど、ねじれや湾曲などの歪みが発生しやすく、そのまま加工すると精度が低下するという課題があります。
LT12は、最大12.5mまでの自動チェーン搬送に対応し、さらに 『アクティブスキャン機能』を搭載することができます。Active Scanは、BLM GROUPが開発した独自機能です。レーザーセンサーでパイプのねじれ・曲がり・形状誤差を瞬時に測定し、切断位置をリアルタイムで補正します。補正結果は即座に加工プログラムへ反映されるため、高精度・高品質な加工を安定して実現できます。
形状不良のあるパイプでも精度を確保でき、廃材の削減と生産効率の向上に貢献します。
これは必要な部品サイズに対応できるだけでなく、材料の無駄を減らし、ネスティング効率を高めることにもつながります。一方で、バーが長くなるほど、ねじれや湾曲などの歪みが発生しやすく、そのまま加工すると精度が低下するという課題があります。
LT12は、最大12.5mまでの自動チェーン搬送に対応し、さらに 『アクティブスキャン機能』を搭載することができます。Active Scanは、BLM GROUPが開発した独自機能です。レーザーセンサーでパイプのねじれ・曲がり・形状誤差を瞬時に測定し、切断位置をリアルタイムで補正します。補正結果は即座に加工プログラムへ反映されるため、高精度・高品質な加工を安定して実現できます。
形状不良のあるパイプでも精度を確保でき、廃材の削減と生産効率の向上に貢献します。
素材を選ばない、3Dレーザー切断
溶接用のパイプでは、断面の精度と適切な角度の面取りが非常に重要です。
これらが正確であれば、溶接時に溶加材がすみずみまで行き渡り、強度の高い溶接が可能になります。
LT12は、長い焦点距離を有した3Dレーザー切断ヘッドを搭載しており、厚肉パイプや形材の加工にも対応します。切断角度は垂直から最大50°まで設定でき、用途に応じた最適な面取りが可能です。
さらに、「アクティブピアシング」 と 「アクティブフォーカス」機能により、材料や板厚に応じて加工条件を自動制御。高い精度と加工スピードを維持しながら、柔軟な加工を実現します。
溶接品質を高めるための切断・面取りを、安定して行えるのがLT12の最大の特長です。
これらが正確であれば、溶接時に溶加材がすみずみまで行き渡り、強度の高い溶接が可能になります。
LT12は、長い焦点距離を有した3Dレーザー切断ヘッドを搭載しており、厚肉パイプや形材の加工にも対応します。切断角度は垂直から最大50°まで設定でき、用途に応じた最適な面取りが可能です。
さらに、「アクティブピアシング」 と 「アクティブフォーカス」機能により、材料や板厚に応じて加工条件を自動制御。高い精度と加工スピードを維持しながら、柔軟な加工を実現します。
溶接品質を高めるための切断・面取りを、安定して行えるのがLT12の最大の特長です。

LT12
1台で完結する、切断・穴あけ・ねじ切り
レーザー切断で、穴あけやねじ切りまで行えることは、農業機械や軽構造物の生産現場で大きなメリットになります。
別の設備で行っていた二次工程が不要になるため、工程数を減らしてサイクルタイムを短縮でき、段取り替えによる誤差もなくなり、最終精度の向上につながります。
LT12には、M3〜M12まで対応可能な穴あけ・ねじ切りユニットを搭載できます。16本収納の工具マガジンは工具の整合性チェック機能を備え、工具交換は完全自動で行われます。これらの加工工程は、Lasertube用 CAD/CAMソフト「ArTube」 で、直感的かつ簡単にプログラムできます。
別の設備で行っていた二次工程が不要になるため、工程数を減らしてサイクルタイムを短縮でき、段取り替えによる誤差もなくなり、最終精度の向上につながります。
LT12には、M3〜M12まで対応可能な穴あけ・ねじ切りユニットを搭載できます。16本収納の工具マガジンは工具の整合性チェック機能を備え、工具交換は完全自動で行われます。これらの加工工程は、Lasertube用 CAD/CAMソフト「ArTube」 で、直感的かつ簡単にプログラムできます。

専用プログラミングソフト: Artube
3Dモデルを、そのまま使える
STEP・IGES・IFC対応の3Dデータ管理
さまざまな形式の3Dデータをまとめて管理できることは、フレームや構造物を製造するうえで大きな強みになります。部品ごとの3Dモデルは、構造物全体とは切り離して個別に確認・修正することが可能です。そのため、設計変更があってもスムーズに対応できます。
「パラメトリック加工」ができることが重要
特に重要なのが、パラメトリック加工への対応です。
これは、寸法や角度などの数値を変更するだけで、加工形状が自動で更新される仕組みのこと。
つまり、いちいち一から描き直す必要がなく、数値を変えるだけでモデルと加工プログラムが連動して修正されます。設計変更が多い現場ほど、この機能の価値は大きくなります。
これは、寸法や角度などの数値を変更するだけで、加工形状が自動で更新される仕組みのこと。
つまり、いちいち一から描き直す必要がなく、数値を変えるだけでモデルと加工プログラムが連動して修正されます。設計変更が多い現場ほど、この機能の価値は大きくなります。
オペレーターの負担を減らす仕組みも重要
さらに、新しい部品をプログラムするときには、
・部材のつなぎ方をまとめたテンプレートの活用
・既存データを簡単にコピーできる複製機能
といった、作業を効率化する仕組みも欠かせません。現場では「早く・正確に・迷わず」操作できることが、生産性を左右します。
BLM Groupの共通ソフトウェア BLMelements には、LT12を活かすうえで特に重要な2つのパッケージが用意されています。
・部材のつなぎ方をまとめたテンプレートの活用
・既存データを簡単にコピーできる複製機能
といった、作業を効率化する仕組みも欠かせません。現場では「早く・正確に・迷わず」操作できることが、生産性を左右します。
BLM Groupの共通ソフトウェア BLMelements には、LT12を活かすうえで特に重要な2つのパッケージが用意されています。
・アッセンブラー
複雑な構造物を IFC形式で取り込み、パラメトリックに再加工することが可能です。構造物を供給するサプライヤーにとって、欠かせないサポート機能です。
・コンポーザー
多工程の部品を「モジュール化」し、自動で複製できます。ERPシステムと連携することで、部品をパラメトリックに再利用可能です。また、開口形状の加工も、標準形材ライブラリを活用することで、簡単に行えます。
複雑な構造物を IFC形式で取り込み、パラメトリックに再加工することが可能です。構造物を供給するサプライヤーにとって、欠かせないサポート機能です。
・コンポーザー
多工程の部品を「モジュール化」し、自動で複製できます。ERPシステムと連携することで、部品をパラメトリックに再利用可能です。また、開口形状の加工も、標準形材ライブラリを活用することで、簡単に行えます。
このように、複雑な構造物や多品種生産でも、設計から加工までをスムーズにつなげるのがBLMelementsの最大特長です。

